【7歳の愛犬。いつもの元気はどこへ?】
それは、夏の終わりのある日のことでした。
我が家のラブラドール、まことの様子がいつもと違う。
いつも元気いっぱいなのに、何だかだるそう。
一日中ぐったりと部屋の隅で丸まって、じっとしているのです。
「暑い日が続いていたし、夏バテかな?」
と思った私たち家族。
幸いご飯はいつもどおり食べてくれたので、
水分をしっかり摂らせて、しばらく様子を見ることに。
【なかなか元気にならないと思ったら…甲状腺機能低下症なんて!】
ところが、1週間が過ぎてもまことの元気は戻らなかったのです。
そして、私は気がつきました。他にもおかしな症状があることに。
食べる量は変わっていないのに、何だか前より太ったような…。
暑さのせいで体調を崩したと思っていたのに、
よく見るとエアコンの風が当たる涼しい場所を避けている。
つまり、寒気を感じているようなのです。
これ、夏バテじゃない!
あわてて動物病院に連れて行き、下された診断名は
なんと「甲状腺機能低下症」でした。
【甲状腺機能低下症は、長く付き合わないといけない病気】
まさか、まことがこんな病気になるなんて…。
甲状腺機能低下症は完治が難しいらしく、
甲状腺ホルモンを補う薬を飲み続けなければいけないんです。
獣医さんと相談し、薬は愛用のサイト「うさパラ」で注文しつつ、
病院で定期的に検査を受けることになりました。
獣医さんから勧められた薬は「レボチロキシン」というもの。
これを1日1回、餌にまぜて摂らせます。
思ったより薬の回数が多くなく、ちょっと安心。
こうして、レボチロキシンを使ったまことの闘病生活が始まったのです。
【レボチロキシンのおかげで、まことは今も元気】
レボチロキシンを飲み始めてから、早いもので1年が経ちました。
まことは今も、大切な我が家の一員です。
病気になる前と全く同じようにはいきませんが、
散歩には毎日出かけていますし、
甲状腺機能低下症の症状である脱毛や皮膚の黒ずみはありません。
もちろん体調管理には気を遣っていますが、
まことが毎日を普通に過ごせているのが何より幸せ。
これからも少しでも長くそばにいるために、
レボチロキシンの力を借りて頑張ります!
レボチロキシン(Levotiron)100mcg